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2018年の冬ドラマ「リピート ~運命を変える10か月~
1月11日より読売テレビで木曜の23時59分から放送
「あの時、こうしていれば…」という失敗や後悔。もし過去に戻って人生をやり直せるとしたら、あなたは何をしますか?しかし、過去に戻った先に待ち受けていたのは、想像を絶する出来事ばかりだった!
第1話
篠崎鮎美(貫地谷しほり)は図書館司書。本音を言えない性格で、職場の後輩からは「結婚の予定もない女」と冷やかされ、図書館に通う子どもたちからも「結婚しないの?」「笑顔が怖い」とからかわれる始末。
だが、そんな鮎美は、実は一年半前に、イケメンの一流商社マン、久瀬一樹(松田悟志)と運命的な出会いをして交際していた。現在、一樹はパリに出張しているものの交際は順調、鮎美は「そろそろ結婚?」と期待していた。
一樹の帰国の日が近づいてきた頃、鮎美の携帯に奇妙な電話が入る。見知らぬ男からで、男は「今から一時間後、午後6時45分に地震が起きます。三宅島で震度4、東京で震度2です」と鮎美に告げた。
その後、鮎美が自宅で夕食を取っていると、一樹からラインが来る。「帰国したら話したいことがある」との一樹のメッセージに、「もしかして……プロポーズ!?」と鮎美。その時だった。鮎美の目前が揺れた。「地震?」と鮎美がテレビのニュースを見ると、電話の男の予言通り午後6時45分に三宅島で震度4、東京で震度2の地震が発生したと報道されていた。そこに先ほどの男から電話がくる。「私は風間と言います。私の言うことを信じてもらえましたか?」と男、風間(六角精児)は言った。鮎美が「あなた、予知能力があるんですか?」と驚くと、「そんな特殊能力はありません。ただ、未来から過去のある時点に戻って人生をやり直したことがあります。タイムスリップに近いものと言えばいいでしょうか。私はそれを『リピート』と呼んでいます」と風間。「リピート……?」と戸惑う鮎美に、「今度あなたをリピートに招待したいのです。興味がありましたら、今度の土曜、横浜中華街の『回龍亭』にいらしてください」と風間。
同じ頃、フリーターの毛利圭介(本郷奏多)はキャバクラでボーイのアルバイトをしていた。たちの悪い客や圭介を口説くキャバ嬢をうまくあしらい、淡々と仕事をする圭介。その圭介が家に戻ると、彼女の由子(島崎遥香)が来ていた。「バイトなんか辞めなよ。金ならあたしがあげるから」と札束で圭介を弄び、圭介を自分の犬扱いする由子。そんな由子に心底うんざりしている圭介。
数日後、『回龍亭』には8人の見知らぬ男女が集まった。鮎美、圭介、そしてカフェ経営者の天童太郎(ゴリ)、トラック運転手の高橋和彦(福田転球)、主婦の横沢佐知子(手塚理美)、リケジョの大森知恵(安達祐実)、会社員の郷原俊樹(清水圭)、予備校生の坪井要(猪野広樹)だった。
風間が現れ「みなさん、もし人生をやり直すことができたらどうします?」と尋ねる。「やり直せるのか?」と驚く一同に、「ただし戻れるのは一回限り、10か月前に限ります。それでも次に何が起こるか分かっているのですから、仕事のミスだってなくせるし、競馬で大儲けだってできます」と風間。それでも半信半疑の鮎美たち。「まだ信じられない方のためにもう一度地震を予告します。来週の日曜7時45分に東京で震度3の地震があります。参加を決めるのはその時で結構です」と風間。
その数日後のクリスマスイブ、鮎美は帰国した一樹とともにレストランで食事をしていた。「いつでも来い、プロポーズ!」とドキドキしている鮎美に、一樹は「別れよう」と別れを切り出した。「どうして?!」と想定外の事態に驚く鮎美。「思えば2月の鮎美の誕生日のことが原因だった」と一樹は語りだす。
10か月前の鮎美の誕生日の日、一樹は鮎美にプロポーズをするつもりだったが、鮎美はディナーの席に現れなかった。鮎美の図書館で子どもがケガをしてしまいその対応に追われていたからだ。鮎美はその後、諦めて帰ろうとしていた一樹になんとか追いつくが、大雨が降り二人はずぶ濡れになった。その時のことを現在の一樹は「俺たち“タイミングが合わない”ってことだよ。別れる運命なんだ」と言い、鮎美は完全にフラれてしまう。その時、7時45分になり、震度3の地震が起きた。「地震!」と鮎美には、風間の「リピート」のことが思い起こされた。「私、戻りたい!やり直したい!」と鮎美。
2018年1月11日、風間との約束の日、鮎美を含め圭介や天童ら8人全員が風間のもとに集まった。風間はその鮎美らを、ある洞窟へと案内した。すると洞窟に一筋の光が現れた。そしてその時空の裂け目が一同を呑み込んだ…。
気付けば鮎美は、2017年2月24日に戻っていた。それは一樹との誕生日ディナーの前日。「明日……明日だ!」と鮎美は気合いを入れた。翌朝、図書館に出勤した鮎美は子どもがケガをしないように出しっぱなしのカートを片付け、子どもたちのケガをうまく回避させた。そして、ディナーにも間に合い、「俺たちは結ばれる運命だよ」と一樹から無事プロポーズを受けるのだった。
その後、リピートした面々は風間に呼ばれて集まった。鮎美以外の面々もいいことがあったのかご機嫌でいる。だがそこに高橋の姿はない。その時、風間が「残念なことが起きました。私たちの仲間になるはずだった高橋さんが亡くなりました」と言った。「え?」と鮎美。その時、運命の歯車が狂い始め……
第2話
篠崎鮎美(貫地谷しほり)たちと一緒に、10カ月前の世界にリピートした仲間の高橋(福田転球)が亡くなった。原因は交通事故で、高橋はリピートした瞬間、トラックを運転していてハンドル操作を誤ったらしい。「即死だったようです」と風間(六角精児)は鮎美らに説明をした。「話が違うじゃないか!リピートすればいいことがあるとか言っておいて」と天童太郎(ゴリ・ガレッジセール)などは不満を言うが、坪井(猪野広樹)はリピートのおかげで東大の二次試験がうまくいったし、鮎美も無事プロポーズを受けることができていた。また毛利圭介(本郷奏多)も「俺はこれから競馬で儲けるつもり」と話していた。
2017年のホワイトデーが一週間後に迫っていた。鮎美は一樹(松田悟志)から「実家の両親に会わせたい」と連絡を受けるなど、交際は順調だった。一方、圭介は、古いカメラを取り出して物思いにふけっていた。かつて圭介はカメラマンを志していたのだが、兄弟子の佐久間(林大介・かたつむり)に盗みの疑いをかけられて師匠のもとを追い出されていた。圭介にとって、ホワイトデー3月14日というのは、その佐久間が圭介の働くキャバクラに偶然現れて、ケンカになった日だった。圭介が「あんたは、師匠に見込まれていた俺に嫉妬して、俺をはめたんだ」と佐久間に言ったため、激昂した佐久間と殴り合いになったのだ。そしてその折、圭介は佐久間のカメラレンズを壊してしまい弁償することになった。その金100万円を圭介は恋人の町田由子(島崎遥香)から借りることになり、そのせいで、由子に束縛されることになったのだった。圭介はこの3月14日の出来事をなんとしても阻止したいと思っていた。
数日後の3月12日、鮎美は一樹の実家の豪邸を訪れていた。一樹の母は地味な鮎美が気に入らないらしく、ほほ笑みながら何かと鮎美にケチをつける。鮎美はなんとか笑顔で切り抜けるが、疲れ果ててその場を後にした。
3月14日のホワイトデーの日、鮎美の働く図書館に、リピート仲間の主婦、横沢佐知子(手塚理美)が現れた。「実はもうすぐ夫の癌が判明するの。だから、リピート前には申し込めなかった“社交ダンス発表会”に今から申し込む。それが夫の夢だったから」と佐知子。「頑張ってください!私も見に行きます」と応援する鮎美。その時、鮎美のもとに天童から呼び出しがかかる。
鮎美が天童のカフェに行くと、天童と圭介がいた。圭介は天童に「前の世界で起きなかったことが起きている」と相談していたのだった。例えば圭介のもとには前の世界では会うことのなかったキャバ嬢のミナミという女性が現れていた。その話をしていると、圭介のもとにキャバクラの店長から電話が入る。ミナミが倒れて人手不足のため、バイトに出てほしいと言うのだ。圭介はその日、佐久間とのケンカを警戒してバイトを休んでいたのだが、行くことになった。天童と鮎美は心配になりこっそり圭介の後をつける。
圭介がキャバクラに出勤していると佐久間が現れた。佐久間は圭介に嫌味を言って挑発するが、圭介は受け流す。ケンカは回避できたと思われたが、佐久間が「おまえ、カメラをやめて良かったよ。師匠も言ってた。おまえの写真には何かが足りないって。結局おまえはカメラマンとしてダメなんだよ」と言い、その言葉にショックを受けた圭介は佐久間を殴ってしまう。そしてカメラレンズは壊れてしまい圭介が弁償することになる。それを見ていた鮎美は、その圭介を心配しつつ、「……彼、カメラマンになりたかったんだ」と呟く。
だが圭介は、弁償代の100万円を由子から借りることなく返済した。競馬で儲けたお金があったからだった。そして圭介は由子に別れを告げたのだった。
翌日、佐知子が鮎美のもとに来た。ダンス会場が、台東区で起きている連続放火事件に巻き込まれて燃えてしまったのだと言う。その放火事件はリピート前にはなかったものだが「放火のせいで発表会が二週間後に延期になっちゃって。主人の癌告知は3日後なのに」と泣く佐知子。そこで鮎美が「この図書館のイベントスペースでやりませんか!明日は休館日で使えますから!」と提案する。
そして、翌日、イベントスペースで、佐知子とその夫・正明(酒井敏也)の社交ダンスが披露されることになった。ギャラリーには鮎美のほかに圭介や天童などもいた。そして佐知子は正明とラストダンスを踊る。感無量の佐知子が涙を流す姿に、「佐知子さんの願いが叶って良かった」と鮎美も喜んだ。
その帰り道、鮎美と圭介が歩いていると、一樹の車を見かける。「一樹さんだ」と鮎美が駆け寄ろうとすると、一樹は助手席に乗せていた女性とキスをしていた。「まさか……」鮎美はショックを受ける。公園のベンチに座り、思わず鮎美は圭介に愚痴る。「おかしいと思ってた。あんな理想的な人が私と結婚したいなんて。つい夢見ちゃった」と泣く鮎美に「夢くらい見てもいいだろ」と圭介。鮎美は圭介にもカメラマンという夢があったことを思い出す。そして圭介は「あんたの夢はまだ終わっちゃいない。ちゃんと相手と話をして確かめろ」と言うのだった。 だがその翌日、鮎美に衝撃のニュースが走る。テレビを見ていると、台東区の連続放火事件に、佐知子が巻き込まれて死亡したというニュースが流れて……
第3話
リピート仲間のうち、高橋和彦(福田転球)に続いて横沢佐知子(手塚理美)も亡くなった。風間(六角精児)のもとに集まった篠崎鮎美(貫地谷しほり)や毛利圭介(本郷奏多)、天童太郎(ゴリ)らリピートメンバーは「偶然なのか?」と不安がるが「偶然でないならなんだと言うんです?」と言う風間。
その後、鮎美や圭介、天童が、横沢のラストダンスの現場であった図書館のイベントホールに集まって横沢の冥福を祈っていると、天童に、元妻の文香(ちすん)から電話があった。天童はバツイチで、その元妻文香と息子の淳史(南出凌嘉)が3月23日からアメリカに移住するのだと言う。「最後に淳史に会う?」と尋ねる文香に、「いや、会わない」と天童。そう言う天童の様子がぎこちなくて、「どうしたんです?」と鮎美。だが「別に」と天童。圭介は天童を怪しみ、「天童さん、リピートした理由はカフェの新メニューを作るためって言ってたけど、本当は違うんじゃないの?」と尋ねるが天童は、はぐらかす。
3月23日が来た。天童のカフェに鮎美と圭介が訪れると、天童は再び文香から電話を受けていた。淳史が「パパに会いたい」と言うので、飛行機の時間を一本遅らせて会いに来るというのだ。「ここに来る!?なんでそんなことをするんだ!」と血相を変える天童に、「何があったんです?」と尋ねる鮎美。
「実は……」と白状する天童。リピート前の3月23日。天童は渡米前の淳史に会いたいと、天童の店に淳史を招いたのだった。そして楽しい時間を過ごしたが、その後、高速バスに乗って成田空港に向かった淳史は、交通事故に巻き込まれて命を失ったのだった。「対向車線の車が高速バスに突っ込んで……死んだのは淳史一人。俺のせいだ。俺が会いたいなんて言ったから」と天童。「リピートした本当の理由は、その事故を避けるためなんだな?」と圭介。天童はそれを認め、「ここにいたら淳史が来てしまう」と出ていこうとするが、「待って!淳史君のお父さんに会いたいって気持ちはどうなるんですか?逃げないでちゃんと向き合ってください!三人で協力すればきっと事故は回避できます」と鮎美。「俺もこいつに賛成だ。空港への行き方を変えればいいんじゃないか?」と圭介にも説得され、天童は淳史に会うことにする。
待ち合わせ場所に、淳史と文香が現れた。「淳史!久しぶりだな」と淳史を歓迎する天童。天童と淳史は二人でパンケーキを焼いたりして楽しく時間を過ごす。そして時間になり、天童は、文香との待ち合わせ場所に、淳史を連れて行く。天童は文香に会うなり「頼む、バスに乗るのは止めてくれ」と頭を下げる。だが、代替手段の電車も遅延しており、「やっぱりバスに乗るわ」と文香。その時、状況を見守っていた鮎美と圭介が、天童に「近くにレンタカーがある」と携帯メールで知らせるのだった。「車借りてくるから!待ってて」と天童は文香と淳史に言って車を借りに走った。だが文香は淳史を連れてバスに乗ってしまい、鮎美も思わず一緒にバスの中へ。天童と圭介は慌ててレンタカーでバスの後を追う。事故の瞬間まであと10分しかなかった。 鮎美も必死に「バスを停めて下さい!このままでは事故に遭います!」と運転手や乗客に訴えるが相手にされない。そのうち乗客から「何やってんだよ!」「おまえが一人で降りろ」と責められるようになる。だが淳史だけは「お姉ちゃん、お父さんの友達でしょ?僕、降りる」と鮎美を信じてくれる。そこで鮎美は「降ります!停めて!」と言うが、その瞬間、対向車線でふらついている車が見える。「あそこ、前!」と鮎美が運転手に注意すると、運転手は急ブレーキをかけてバスを停めた。衝撃で鮎美は倒れるが、その時、対向車線の車はバスの脇をすり抜けて
いき、追突事故は回避できた。そこに天童と圭介が追い付いてきた。「淳史!無事か?!」とバスの中に淳史を見つけて抱きしめる天童。そしてその後、天童は、レンタカーで無事に淳史と文香を成田空港まで送り届けるのだった。 家の近くの公園まで戻った鮎美は、偶然一樹(松田悟志)に会う。鮎美は一樹の浮気を問いただすか迷っていたが、圭介に「ちゃんと確かめろ」と言われ、思い切って尋ねる。だが一樹は下手な嘘で誤魔化そうとする。そんな一樹を許せず鮎美は「このゲス野郎!私は都合のいい女じゃない!……別れて下さい!」と言ってしまう。すると一樹は態度を豹変させ、「鮎美みたいな地味な女と結婚してやろうって言ってるのに、別れるとかふざけんな!最低な女だ!」と鮎美を罵る。あまりの態度に驚いて何も言い返せない鮎美だったが、その時、「最低なのはあんたの方だ」と圭介が現れた。そして一樹に「あんたにこいつはもったいないよ」と言い、鮎美を連れ去るのだった。
「あ、ありがとう」と鮎美が圭介にお礼を言っていると、天童からの電話が入る。落ち合った先で鮎美と圭介が見せられたのは、先ほどの高速バスが事故にあったというニュースだった。そして、淳史とは別の小学生の男児が一人、事故死したとのことで……。「別の子が犠牲に!?」と鮎美が驚いていると風間が来る。「忠告したはずです。人の生き死にを変えるのは禁止だと。ルールを破るなら、あなたたちにも何が起こるか分かりませんよ」と言う風間で……
第4話
天童太郎(ゴリ)は、リピート前に事故死した息子の死を避けることに成功した。だが、息子の身代わりに別の少年が事故死してしまった。そのことにショックを受ける天童に、風間(六角精児)は、「あなたは自分さえよければいいんですか?とんだエゴイストだ。これ以上ルールを破ったらあなた方にも何が起こるか分かりませんよ」と忠告する。
 その頃、毛利圭介(本郷奏多)にフラれた由子(島崎遥香)は、圭介の部屋に忍び込み、「圭介、ずっと見守ってあげる」と隠しカメラを設置していた。
天童のカフェに集まる篠崎鮎美(貫地谷しほり)と圭介。鮎美は「人生ってやっぱり変えられないんだ……」と呟く。鮎美自身もリピートして、久瀬一樹(松田悟志)と婚約することに一度は成功したが、結局はひどい別れ方をしてしまっていた。一方の圭介は、リピート前には由子に金で奴隷のように縛られていたが、先日ようやく別れを告げることができていた。「リピートも悪いことばかりじゃない」と言う圭介に、「あと、あなたがやり直したいのは、カメラだね」と鮎美は言う。圭介のかつての夢はカメラマンになることだった。だが、「いや、それは自分の意思で辞めたんだ」と言う圭介。その様子を見ていた天童が「毛利の部屋で飲みなおそう」と言い出し、3人は圭介の家に向かうことになった。
圭介のアパートで、天童と鮎美は、圭介が大事に取っていたカメラと写真を目にする。「モノクロか。いいじゃないか」と天童や鮎美はその圭介の写真に見入る。圭介は「……好きにしろよ」と気恥ずかしそうに佇んでいた。
その鮎美らの様子が由子の盗撮カメラに撮られていて、由子は公園のベンチでその映像を見ていた。由子は鮎美の姿に「ババアのくせに……」と呟いた。
後日、圭介がキャバクラのバイトに出ていると、客としてリピート仲間の郷原(清水圭)が現れた。派手なスーツに身をつつんだ郷原は豪勢に金を使う。郷原は競馬で大儲けしてすっかり様子が変わっていた。その郷原は、キャバ嬢相手に明日の相撲の結果を言い当てたりする。その郷原を見かねて、圭介は「予言めいたことはするなって言われてるよね?」と注意するが、郷原は悪びれず「風間の言うことなんてどうでもいい。金で遊べば頭も柔らくなるよ」と圭介に金を握らせ行ってしまう。
翌日、鮎美が図書館に出勤していると、利用客のふりをした由子が現れた。「本が好きで、将来は図書館で働きたいと思っているんです」と言う由子。その鮎美に「仕事のことをいろいろ伺いたいので、連絡先を教えて下さい」と由子はすり寄り、鮎美は由子に連絡先を教えてしまう。
その頃、天童は、台東区の連続放火事件のニュースをパソコンで眺めていた。横沢佐知子(手塚理美)の死んだ後も「夕焼け荘」というアパートが放火されたという。「夕焼け荘……?」と天童。そこに圭介から電話が入る。「郷原が未来の出来事をにおわせている」と言う圭介に、「それじゃリピートの秘密がバレるのも時間の問題だな。分かった、呼び出して釘を刺そう」と天童。
その折、鮎美は偶然、町中で坪井(猪野広樹)と郷原を目にする。坪井は「おまえ、ネメシスのことを!」と郷原の胸倉を掴んで責め立てていた。だが「坪井くん?郷原さん?」と近づいてくる鮎美の存在に気付き、二人は慌てて立ち去っていった。
鮎美は天童のカフェに行き、天童と圭介に坪井と郷原の様子を報告した。「ネメシス?」と圭介。圭介や天童にも郷原と坪井がなぜ揉めていたのか分からなかった。そこに天童に呼び出された郷原が来る。天童が「仲間が二人も死んだんだ、派手な動きは控えた方がいい」と郷原を諫めるが、「おまえら風間の犬か?人生を変えたくてリピートしたんだろ」と開き直る郷原。郷原はリピートで得た派手な今の生活を変える気はないと言ってカフェを出ていく。
だが、その直後、郷原は路地裏で何者かに刺されてしまう。郷原の悲鳴に慌てて駆け付ける鮎美と圭介。そして郷原は、「郷原さん!?」と恐怖に震える鮎美の目の前で亡くなった。
郷原が亡くなり、鮎美や圭介、天童、そして残りのリピート仲間の坪井と大森知恵(安達祐実)は回龍亭に集まった。一同は風間を待つが風間は一向に現れなかった。その時、天童はタブレットで台東区の連続放火事件のニュースをみんなに見せる。「横沢さんが亡くなった後に放火されたこの『夕焼け荘』だけど……」と天童。それは亡くなったリピート仲間の高橋(福田転球)のアパートだという。「どういうこと?」と鮎美。すると大森知恵が「もしかして、横沢さんを殺した犯人の次の狙いは高橋さんで、高橋さんが死んだと知らないで火をつけたんじゃないかしら?そして同じ人が郷原さんを狙って……」と言う。「まさか。3人を狙う理由はなんだよ。リピートしたってことしか共通点はないじゃないか。しかも誰がそれを知ってるって言うんだ」と圭介。「リピートの情報が誰かから漏れたのかもな」と天童が言い、圭介も激しく追及するが、坪井は無言を貫く……。
そしてその日、帰っていく鮎美の後をつける何者かの影。そしてその影が鮎美を階段の上から突き飛ばし……
第5話
篠崎鮎美(貫地谷しほり)は階段から何者かに突き落とされた。その後、病院に運ばれ、心配した毛利圭介(本郷奏多)も駆け付けるが、鮎美は脳しんとうを起こしただけですみ、数日後には無事退院できることとなった。
退院した後も、鮎美を突き飛ばした犯人は分からず、圭介は鮎美を心配して、仕事帰りの鮎美を家まで送ってやったりしていた。その折、天童太郎(ゴリ)が、「坪井の情報を共有したい」と圭介と鮎美を自身のカフェに呼び出した。
圭介らには、坪井(猪野広樹)が郷原(清水圭)とケンカしていた際に言い放った「ネメシス」という言葉が気にかかっていた。そしてその日はカフェに、坪井の高校の同級生である赤江を呼び出して坪井のことを聞くことになっていた。「あいつ、女の子を連れ込むための秘密部屋を持っているって噂があって」と赤江。坪井は、リピート後はすっかり東大生となって得意げだったが、一方で屈折した一面をまだ残していたのだった。
赤江に圭介が「ネメシスって言葉に心当たりある?」と尋ねると、赤江は、それは坪井の参加している「闇サイト」だと答えた。圭介らはその闇サイトを確認して驚く。その「ネメシス」で坪井は憂さ晴らしをする仲間を募っていて、坪井が2016年に書いた「女の子を恥ずかしい格好にして撮影します。見張り役募集。謝礼ははずみます」という書き込みに「応募します」と郷原が応じていたのだった。「あの二人、リピート前から知り合いだったのか!」と圭介。「坪井の犯罪に郷原も参加していたのか。となると郷原殺しはやっぱり坪井が怪しい。仲間割れでもしたか?」と天童。「もしかして私を襲ったのも坪井くん?」と鮎美。鮎美は、坪井と郷原がもめている現場を目撃していた。「そうかもしれないな」と天童が言うと、圭介も「許せない」と怒りを隠せずにいた。
その頃、坪井は「ネメシス」の仲間の黒川と落ち合っていた。「あいつ(郷原)死んだのか。便利だったのに」と愚痴る黒川に、「あの程度の奴、いくらでもいるよ」と鼻で笑う坪井。
圭介はなおも鮎美が心配で、家まで送ったりしていた。その折、鮎美と圭介の様子を探っていた由子(島崎遥香)が鮎美に急接近、鮎美の家に押しかける。
由子は、わざとお茶をこぼしたりしてシャワーを借り、その間に鮎美を買い物に出かけさせて、一人鮎美の部屋に居座った。そして、鮎美の部屋の中を探り出し、スマホで撮影していく。
その間、天童のカフェにはリピート仲間の大森知恵(安達祐実)が訪れていた。知恵は、鮎美までもが襲われたと聞き「このままだとリピートした全員が危ないかもしれないわね」と不安そうな顔になる。天童も知恵も坪井を疑うが相変わらず証拠はなかった。
その知恵は、リピートすることで自分の研究結果を早く実現させようとしていたのだった。ただ、そのためには1回のリピートでは足りず、何度もリピートを繰り返さなければならなかった。「……面白い。もう一度リピートを繰り返そうなんて発想はなかったな」と言う天童に、「嘘つき。あなただって、もう一度リピートしようと考えていたでしょう?」と知恵は天童の考えを見抜いていた。そして「私たち、生き残るために手を組まない?」と言う知恵と、天童は手を組むことになる。
その頃、坪井は「東大生と合コンしませんか」というネットへの書き込みでメグミとアイという女子大生を呼び出していた。実は坪井はリピート前も同じことをしたが、その時は、東大生でないことがバレてメグミらにさんざんバカにされたのだった。リベンジとばかり、合コンに向かう坪井。その坪井の前に現れる風間(六角精児)。だが風間は、「君は君の欲望に忠実に生きればいい」と薄ら笑いで坪井を支持する風でいる。天童はそんな坪井の後をつけていたのだが、風間に邪魔され坪井を見失ってしまう。
そうするうちに、坪井は、本物の東大生としてメグミやアイたちと合コンを楽しみ、二人に薬を飲ませて眠らせた。そして、黒川とともに二人を秘密部屋に運び込んだのだった。
「坪井を見失った」と天童は圭介に連絡する。その時「ネメシス」のサイトには「東大生に群がるアホ女と合コンします。恥ずかしい格好にされて撮影されるとも知らずに。成功後に詳細をアップします」との坪井の書き込みがあった。「まずい、止めなきゃ!」とそれを止めに走る、天童、圭介と鮎美。
そして鮎美らは、坪井がまさにメグミらを辱めようとしているところに、駆け付ける。間一髪で坪井の犯罪を食い止める鮎美たち。鮎美は「リピートしたって中身が変わらなきゃ意味がないよ!結局、自分の人生を変えたければ、努力するしかないんだよ!」と坪井に言う。だが「うるさい!」と聞く耳をもたない坪井は、鮎美を突き飛ばして出ていく。倒れて震える鮎美を「大丈夫か!」と思わず抱きしめる圭介だった。
その頃、由子は、密かにスマホで撮影した鮎美のノートの書き込みを見ていた。そこに“4月10日浅田真央引退表明”との書き込みがある。「なにこれ、今日の日付じゃん。浅田真央は引退なんかしないって」と見ているとテレビで浅田真央引退のニュースが流れ……。「嘘!?」と由子。そして由子は鮎美のノートの「リピート」という文字に目を留め……
第6話
由子(島崎遥香)は篠崎鮎美(貫地谷しほり)のノートに書かれていることが現実になることに驚き、「なにこれ、予言の書?予知能力?」と不思議がる。その鮎美のノートには“リピート”という言葉と、天童太郎(ゴリ)らの名前があった。
一方、毛利圭介(本郷奏多)は鮎美の「リピートしてもしなくても、結局、自分の人生を変えたければ、努力するしかないんだよ」との言葉をきっかけに、再びカメラを手に取り、無心に外の子供たちの写真を撮ったりしていた。そうするうち、圭介は鮎美の姿を撮りたくなり、「(鮎美の)写真を撮っていい?」と鮎美に尋ねるのだった。鮎美は戸惑いながらも「仕事のあとならいいよ」とそれを受け入れる。
その頃、由子は天童のカフェを訪れていた。由子は天童に自分は圭介の彼女だと名乗り、「おじさん、圭介とどういう関係? 私もリピートってやつに連れて行ってよ。そうすればあんな女(鮎美)を圭介に寄せ付けなかったのに!」とエキセントリックに言うのだった。
圭介が鮎美の姿を撮っていると、天童から電話が入る。「おまえの彼女って女が来たぞ。リピートのことを知っているようだ」と天童。圭介は「なぜ由子がリピートのことを?」と驚く。その直後に大森知恵(安達祐実)からも圭介の元に電話があり、由子が知恵と圭介の仲を疑って電話をかけてきたと言う。「まさかリピートの秘密を漏らしてるんじゃないでしょうね?私たちを危険にさらすつもり?」と知恵に責められ、「なんとかする」と圭介は由子のもとへ行こうとする。
だがその折、圭介と鮎美の目前に由子が現れた。「私、圭介の彼女です。まさか鮎美さん、圭介と付き合おうとしてませんよね?全然似合ってないから」と鮎美をけん制する由子。鮎美は圭介と由子が恋人同士であったことにショックを受けて立ち去ってしまう。圭介は鮎美を追いかけようとするが、「追いかけたら圭介たちが未来を知ってることをバラすよ。でも今まで通り、圭介が由子と付き合うって言うならリピートのことも秘密にしてあげる」と由子。それでも、圭介は「由子とは付き合えない。……俺も変わりたいんだ」と由子に告げる。
一方、圭介のもとを走り去った鮎美は、坪井(猪野広樹)にさらわれ、見知らぬ部屋に閉じ込められてしまう。坪井は自分に説教をした鮎美を逆恨みして「お仕置きしなきゃね。おまえに味わわせてやるよ、人生を奪われた奴が、どんな気持ちになるか」と、鮎美を脱がせて撮影しようとする。
その頃、鮎美が突然消えたことに気付いた圭介は、天童と知恵に助けを求める。「あいつ(鮎美)がさらわれた!」と圭介。天童らは由子を疑ったが、由子は圭介が鮎美の異変に気付く直前まで圭介といた。「たぶん坪井の仕業だ」と圭介。「鮎美ちゃんの命が危ない!」と天童と知恵も鮎美を探す。
鮎美は坪井のもとから逃げ出そうとするが逃げられない。坪井の狂気に「助けて!誰か!」と鮎美が怯えていると、圭介が駆けつけた。圭介は坪井を殴り倒し、鮎美を救い出す。坪井は逃げ去り、安堵した鮎美は意識を失った。
鮎美を家に送り届ける圭介。鮎美が圭介に助けてくれたことを感謝すると、「俺があんたを守る。……俺、あんたが好きだ」と圭介。鮎美は驚くが、「私も……」と自分の素直な気持ちを圭介に伝えた。そして二人はキスをして結ばれる。圭介はその鮎美に、鮎美のおかげで再びカメラに向き合うことができたと感謝を告げるのだった。
翌日になっても相変わらず坪井の行方が掴めなかったため、圭介は「あんたは当分、家から出ない方がいい」と鮎美を残して天童のカフェに行く。
天童のカフェには天童と知恵がいた。坪井の行方は依然として知れなかったが、天童と知恵は「由子にも気を付けた方がいい」と圭介に忠告する。圭介は天童から「あの子(由子)、俺らがおまえの家を訪れたことも知っていたぞ。家に何か仕掛けられてるんじゃないか」と言われて自分のアパートを調べに行く。
その間、鮎美の家の前には由子が押しかけていた。言葉巧みに鮎美にドアを開けさせる由子。鮎美が扉を開けるやいなや、由子は「死んで!」と鮎美にナイフを突きつけた。間一髪でそれをかわす鮎美。由子はその鮎美に、鮎美を階段から突き落とした犯人は自分だとぶちまけた。
その頃、圭介は自分のアパートの中に、由子の仕掛けたカメラがあることに気づいて憤る。そして由子に電話をするが由子の応答はない。圭介は、急に胸騒ぎがして鮎美の家に向かう。
圭介は、由子が鮎美を刺そうとしている瞬間に駆けつけた。由子は鮎美と圭介がデキていると察して逆上する。「私のものにならないなら圭介も死んで!」と由子は圭介にもナイフを突きつけた。圭介がそれを避けると由子は再び鮎美に襲い掛かる。由子はナイフを突き立て鮎美に覆いかぶさるように倒れこんだ。その鮎美の腹部から大量の血が流れた。だが、それは刺し違えた由子の血で……。圭介と鮎美が見ると由子は誤って自分にナイフを刺し、息絶えていた。
第7話
町田由子(島崎遥香)が篠崎鮎美(貫地谷しほり)の部屋で亡くなった。鮎美と毛利圭介(本郷奏多)が愕然としているところに天童太郎(ゴリ)も駆け付けた。
「自首する」という鮎美に、「俺が行く。これは正当防衛だ」と言う圭介。だが天童が「警察はダメだ。リピートの秘密が漏れてしまう」とそれを止め、「この状況をなかったことにするんだ。リピートで」と言うのだった。
鮎美らはもう一度リピートをすることにし、天童は由子の遺体を野外に隠しに行った。鮎美は圭介の部屋に避難するが、罪悪感に苛まれて落ち着かない。その鮎美に圭介は「由子のこと、巻き込んですまなかった。でも鮎美が好きだって気持ちは変わらない。リピートして人生をやり直そう」と言う。だが由子が亡くなった今、鮎美はその言葉を素直に受け入れられない。「少し考えさせて」と答える鮎美だった。
天童は、由子の遺体を始末したのち、由子のスマホを処分し忘れたことに気が付いた。そのとき、由子のスマホに大森知恵(安達祐実)から着信があった。
「何が目的で由子に連絡を?」と天童は圭介とともに知恵を問いただした。「あの子がどうしてリピートのことを知ったか聞こうとしたのよ」と知恵。そして知恵は天童らから由子の死を知らされて驚く。「あいつは篠崎のノートを見てリピートを知ったんだ。ノートには未来の記憶が書いてある」と天童。
そのうえで天童は「もしかしてこれは風間(六角精児)の泣き所になるかもしれない」と言い出す。鮎美と圭介が由子の件で捕まると、リピートのことが知れてしまい、一番困るのは風間だと。「つまりすべての事情を話して風間に揺さぶりをかけて、リピートさせようっていうのね」と知恵。
しばらくして鮎美が図書館の仕事に復帰すると、谷本(清水伸)という興信所の男が訪ねてきた。行方不明になった由子を探しているという。谷本は由子の図書館カードから鮎美のもとを訪れたのだった。「彼女、随分と男に貢いでいたみたいです。彼女から付き合っている男性がいたという話を聞いてませんか?」と谷本。鮎美は「いえ……とくには」と答えた。
鮎美は不安になり、天童と圭介に谷本が訪ねてきたことを話す。「大丈夫だ。行方不明というだけじゃ警察は動かない」と天童。圭介も「来年の1月11日まで逃げ切れれば、もう一度リピートして人生をやり直せるんだ」と言う。だがリピートの決心がつかない鮎美。「分かってる。リピートでやり直しても俺たちが由子を死なせた事実は変わらないって言うんだろ。だったらその記憶も抱えて生きていく。俺は鮎美と生きたい。いい記憶も悪い記憶も一緒に共有して……」と言う圭介。鮎美はようやくリピートの決心を固めた。
回龍亭に集まった天童、圭介、鮎美、知恵は風間を取り囲む。「俺たちもう一度リピートをしたいんだ」と天童。天童は由子の死の事情を話す。「困りますねえ。リピートの秘密を守ってもらわないと。同情しますがリピートはお断りします」と風間。「いいのか?捜査が始まればリピートのことも公になるんだぞ」と天童が言うも、「それでも来年の1月11日まで身を隠し、リピートして全部リセットすれば済むことです」と風間。そこに知恵が食い下がる。「私はバイオプラントの研究をしています。でも結果を出すには時間がかかりすぎる。リピートを繰り返して早く結果を早く出せば飢餓に苦しむ何億という子どもたちが助かるんです。もう一度リピートをさせてください」と頼み込む。「……美人にそこまで言われますと無下にはできませんね。考えておきましょう」と風間。その言葉にホッとする鮎美や圭介。「ですが、それまでに何人が生き残れるでしょうかね。お忘れですか?皆さん、確か連続殺人犯に命を狙われているのですよね?」と風間。
その言葉に天童らは再び行方不明の坪井要(猪野広樹)を探すことにする。坪井が連続殺人犯として最も疑わしいからだ。坪井の行方を探る一方で、天童は圭介に風間を尾行するように言う。「考えてみれば俺たち、あいつ(風間)のこと、何も知らないからな」と天童。
天童は坪井の元同級生に連絡を取りながら坪井の行方を探すが見つからない。圭介も風間を尾行していたが、とあるマンションで見失ってしまう。そんな折、鮎美が一人で歩いていると何者かにつけられている気配がした。
その頃、繁華街の怪しい店に坪井はいた。ノートパソコンでバトルゲームをしている坪井。坪井は鮎美と圭介のことを逆恨みしていた。「殺す!殺す!みんな殺してやる!」とゲームに怒りをぶつける坪井。その坪井の前に知恵が現れた。「そんなに不満ならもう一度リピートしてみる?」と知恵。驚く坪井に「あの二人はそうするつもりよ。二人を出し抜いて私たちだけでリピートするってどう?」と知恵。知恵の提案に坪井は喜び、賛同した。
鮎美と圭介は再び天童のカフェに集まった。鮎美は「尾行されていたかもしれない」と天童と圭介に打ち明ける。「それって坪井の仕業じゃないか?」と天童は言う。また、その天童は圭介から、風間を見失ったマンションの名前を聞いて青ざめる。天童の脳裏にそのマンションにまつわる忌まわしい記憶が蘇る。だが、天童は圭介らに詳細を語らなかった。そして、その翌朝、繁華街のゴミ集積所で、坪井が死体となって倒れていて……
第8話
篠崎鮎美(貫地谷しほり)が毛利圭介(本郷奏多)といるところに、町田由子の行方を探っている興信所の谷本(清水伸)が現れた。「篠崎さん、あなた先日、町田さんの恋人のことは知らないと私に嘘をつきましたね?」と谷本。「違います。本当に知らなかったんです……」と鮎美が言うも、谷本は鮎美と圭介を疑う風でいた。圭介が鮎美をかばい、なんとかその谷本を追い払った。
その時、天童太郎(ゴリ)から「坪井が殺された」と連絡が入る。驚く鮎美と圭介は、翌日、天童のカフェに駆けつけた。
「坪井は連続殺人の犯人じゃなかったということか」と圭介。圭介は坪井が亡くなった場所の近辺で聞き込みをし、死の直前に坪井が女性と会っていたことを突きとめていた。「その場所にこの錠剤のカラが落ちていて」と圭介。それを見て鮎美がハッとする。「それと似たような薬を大森さんが飲んでた」と鮎美。
そこに大森知恵(安達祐実)が現れる。「何?私を疑ってるの?」と知恵。知恵は確かにあの日、坪井に会ったという。「偶然、彼を見かけて。おとりになろうと思ったのよ。でも彼は私を襲わなかった」と知恵。「そんな話、到底信じられない」と圭介。だが天童は「信じる」と言う。知恵を信じる、信じないで天童と圭介は言い争いになり、圭介は怒って飛び出していく。それを追う鮎美。
残った天童は「あの二人は、いい奴だ……だが生き残るためには、したたかさも必要だ」と言い、知恵に「俺たちは同じ匂いがする。いざとなれば、人を殺すことをも厭わない。違うか?」と語りかけるのだった。知恵もその天童に同意して、キスをしようとする。だが、その瞬間に血を吐いてしまい…、天童は慌てて知恵を介抱する。その知恵は、実は医師に余命1年と宣告されていて、リピートを繰り返さなければ死ぬ身だった。それを聞いて、「相棒を死なせるわけにはいかないな」と天童。
その頃、圭介は、「天童さん、怪しいと思わないか?」と鮎美に話していた。先日、天童は圭介が風間を見失ったマンションの名前を聞いて青ざめた。そのマンションに行けば天童のことが何か分かるかもしれないと言う圭介。
体調が悪いと言う鮎美を置いて、圭介は単身、そのマンションに向かった。マンションの管理人に、圭介が天童の写真を見せると、管理人は3年前に事件があったことを教えてくれた。マンションの屋上から寺山(チングポカ)という男が転落死したのだ。その第一発見者が天童で、天童は寺山に多額の金を貸していたこともあり、天童が殺したのではないかと疑われた。だが証拠も目撃者も何もなく、事件は事故死として処理されたのだった。「詳しくは娘さんに聞いて」と管理人。寺山の娘、桜(椿弓里奈)はまだそのマンションに住んでいた。そして、その娘、桜は「父はおそらく天童に突き飛ばされて死んだのだと思います」と圭介に語るのだった。
その頃、天童のカフェでは、天童がリピート仲間の殺された事件の資料などを見返していた。突然ハッとする天童はそばにいた知恵に言った。「俺は勘違いをしていた。分かったぞ、一連の連続殺人事件の犯人が」。
圭介は鮎美のもとに戻り、「天童さんが何を隠しているのか直接問いただそう」と、天童に電話をかける。だが天童の応答はない。圭介と鮎美は天童のカフェに行く。「天童さん?」と声をかけるも返事はない。「大森さんなら、なにか分かるかな」と鮎美は知恵に電話をする。するとカフェの中から着信音が聞こえてくる。不審に思って扉に手をかけると鍵はかかっておらず、中に入っていく圭介と鮎美。カフェの中に知恵の携帯が転がっていた。また、部屋の中には連続殺人事件の資料が雑然と広げられていた。「なんだこれ?」と圭介が見ると、天童のパソコンには、郷原が刺されたときの写真や、坪井が殺されて倒れている写真などがあった。「殺人現場に天童さんがいたってことか?」と圭介。そのとき、そばで物音がした。驚いて鮎美と圭介が見ると、そこに知恵が倒れていた。「大森さん!」と慌てて救急車を呼ぶ鮎美たち。
病院に運ばれた知恵が意識を取り戻す。「天童さんが、『犯人が分かった』と言い出して、その後の記憶があいまいなの。後頭部を強く打たれて……」と知恵。「天童さんがやったってこと?」と鮎美。「私、殺されかけたの?」と知恵。
圭介は風間(六角精児)に連絡をとろうとするが、風間の応答はない。だが、そのとき、圭介、鮎美に風間からメールが届いた。そこには「挑戦状」とあった。「一連の事件の『犯人』が分かったら、お知らせください。『犯人』を当ててくだされば、今起きていることすべてが解決するとお約束します」と風間。
「“挑戦状”だって?ふざけやがって」と圭介。「でもリピートするためには風間さんの協力がいる。……こんなとき天童さんがいてくれたら」と思わず言う鮎美。だが、今、天童に対しても不信感がある鮎美と圭介。「信じられるのは鮎美だけだ。ずっと一緒にいてくれ」と圭介。「もちろんだよ。離れたりしない……私たちずっと、一緒だよ」と鮎美も言うが……。
翌日、図書館で体調に異変を感じる鮎美。鮎美は早退して圭介の部屋へと戻る。そして、「一緒にリピートできない」と言うのだった。「なんでだよ?ずっと一緒にいるって言ったじゃないか」と圭介は食い下がるが、「……私のお腹の中に、圭介君との赤ちゃんがいる。私、この世界に残って……この子を産みたい!」と言う鮎美だった。
第9話
篠崎鮎美(貫地谷しほり)のお腹に、毛利圭介(本郷奏多)との子ができた。「もうリピートはできない」と鮎美は言うが、このままでは二人は警察に捕まりかねない。その頃、天童太郎(ゴリ)は思わぬ場所にいた。そして圭介も一連の事件の『犯人』に気付き……
第10話 最終回
篠崎鮎美(貫地谷しほり)はトラックの事故で死ぬ運命だと風間(六角精児)は言う。
その運命の時間が近づき、毛利圭介(本郷奏多)は鮎美を救おうと走り出す。
一方、天童太郎(ゴリ)は「死んでしまった町田由子(島崎遥香)や仲間を救うために、もう一度リピートして、次を最後にしよう」と提案する。
なんとか風間を出し抜き、2度目のリピートを画策する天童が「計画通りだ」というその方法と、衝撃の大どんでん返しの結末とは?
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